物件情報:エム・エイチ・シー
大阪府大阪市平野区長吉出戸4丁目5−50

お問い合わせ

法人利用が増えている理由は?貸し倉庫がビジネスで選ばれるワケ

貸し倉庫やトランクルームというと、個人が季節ものの荷物や家具などを預ける場所というイメージが強いかもしれません。しかし近年、ビジネス利用、特に中小企業や個人事業主による法人利用が急増しています。なぜ今、貸し倉庫が企業に選ばれているのか。今回は、その理由と業種別の活用例を紹介します。


■法人に貸し倉庫が選ばれる理由

1. 初期費用を大幅に抑えられる

自社倉庫を構えるとなると、物件取得費用や内装工事、設備導入など多額の初期投資が必要です。さらに固定資産税や保険料などランニングコストも発生します。一方、貸し倉庫は月額利用料のみで契約できるため、必要な広さで必要な期間だけ借りることが可能。特に事業拡大期や繁忙期の一時利用にも対応でき、資金繰りの柔軟性が大きく向上します。

2. 在庫量に応じて拡張・縮小ができる

売上や業務量は季節ごとに変動することがあります。倉庫スペースが固定だと、忙しい時期には手狭になり、閑散期には余剰スペースが無駄になります。貸し倉庫なら必要に応じてサイズ変更ができるため、在庫量に合わせて柔軟に対応できます。

3. 管理の手間を削減できる

管理会社が建物管理やセキュリティ、設備維持を行うため、自社で管理する必要がありません。倉庫を持つと発生する「電気代・修繕費・警備費」といった負担がなく、コスト面と人員面のどちらでも効率化が可能です。


■業種別の活用例

▼EC販売(ネットショップ)

EC事業者にとって、在庫の保管場所は重要な課題です。出品数が増えるにつれ、自宅保管では限界が訪れます。貸し倉庫を利用すれば商品保管のほか、梱包作業のスペース確保にも活用可能。24時間出入り可能な倉庫なら、深夜の発送準備にも対応できます。

▼イベント・展示会業

展示会用ブース資材やイベントセット、販促物は「使う頻度が少ないのに大きくて邪魔」な代表格。これを貸し倉庫に預けておけば、必要なときだけ持ち出せます。社内に保管するよりもスペースを圧迫せず、オフィス環境の改善にもつながります。

▼工務店・建設業

建築資材や工具の置き場として活用するケースも増えています。現場が変わるたびに資材を移動させるのは手間ですが、現場近くの貸し倉庫を借りれば、効率良く資材管理が可能になります。大型倉庫では大型機械を置くこともでき、複数現場を持つ事業者にも便利です。


■ビジネス活用は今後さらに広がる

コンテナ型や屋内型、温度管理型など貸し倉庫の種類は年々多様化しています。契約期間も月単位から年単位まで選べるため、「事務所を拡大する前の仮置き」や「繁忙期対策」など、企業の成長ステージに合わせた柔軟な使い方ができます。

コストを抑えつつ業務効率を高めたい企業にとって、貸し倉庫は今や「ただの保管スペース」ではなく、ビジネス戦略の一部とも言える存在です。自社倉庫を構える前に一度検討してみる価値は十分にあるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました