アニマルシェ 動物たちが可愛い、見ても楽しめるボードゲーム!

今回は可愛い動物の街でお店を開くボードゲーム「アニマルシェ」を紹介したいと思います。(=^・^=)

アニマルシェとは?

「アニマルシェ」は動物たちの街の人気の広場にお店を開き客を呼び人気店を作るゲームです!

ゲームの準備

・噴水の描いてある広場ボードを中央に置きます。

・動物の駒20体の中から好きな動物を16体広場のマスに1体ずつ並べます。
残りの動物は脇に置いておきます。

・各プレイヤーはプレイヤーボードを広場ボードの四角に合わせて置きます。

・基本店舗カード、特殊店舗カードをテーブルの上に並べます。この時、基本店舗カードは青い面が表になるように並べます。
また「雑貨屋」「パン屋」「材木店」はプレイヤーの人数分をひとまとめにして重ねて置いておきます。

・公共建築物カードを表向きにテーブルの上に並べます。
この時同じ名前のカードは重ねて置きます。

・広告カードを全てまとめて一つの山札とし、よく混ぜた後テーブルの上へ置きます。
山札の上からカード3枚をめくり、表向きに並べます

・得点ボードをテーブルの上へ置きます。

・各プレイヤーは個人ボードと同じ色の従業員コマを選び、6個受け取ります。
そのうちの従業員コマ一つを、得点ボードの0のマスへ立てて置いておきます。

・各プレイヤーは従業員コマを個人ボードの上へ置きます。

・得点ボード上のラウンド1にラウンドマーカーを置きます。

個人ボードの準備

・自分の色の従業員コマ5つを画像のように配置します。

・コインマーカー2枚と木材マーカー1枚を受け取ります。

・経営者カード7枚をよく混ぜ、各プレイヤーに1枚ずつ配ります
受け取った経営者カードは表向きで手元へ置きます。残りの経営者カードは箱にしまいます。

・各プレイヤーは初期資源として経営者カードの左上に示された分のコインと木材を得ます。

・小目標カード1枚と大目標カード3枚をランダムに受け取り、自分だけ確認し他のプレイヤーに見えないように置いておきます。

・個人ボード上の4つの売地を各々「区画」と呼びます。
各プレイヤーは店舗カード「雑貨店」を1枚ずつ受け取り、好きな区画に置いてください。

資源の持てる数はコイン30、木材15までとなります。

店舗カードの表記

店舗のアイコンは3種類あります。
これらは大目標カードや店舗カードの「フードコート」「ホームセンター」の能力などに関わってきます。
「雑貨店」「輸入雑貨店」のみ2つのアイコンが表記されていますが、この場合どちらか一つの効果のみ適応されます。

例:ゲーム終了時「雑貨店」「銀行」の2店舗のみ建っている状態だと、大目標カード8(3種類の店舗が建っている)は、達成されません。

スタートプレイヤーの決定

はじめのスタートプレイヤーは適当に決定しスタートプレイヤーマーカーを渡します。
ゲーム開始以降は、集客フェイズで最初にパスしたプレイヤーにスタートプレイヤーマーカーが移動します。

ゲームの進行

ゲームは5ラウンドです。
各ラウンドは以下のフェイズに沿って行われます。

フェイズ1:集客

フェイズ2:収入

フェイズ3:売却

フェイズ4:従業員アクション

フェイズ5:閉店

各フェイズは、スタートプレイヤーから時計回りに手番を行います

フェイズ1:集客

各プレイヤーは自分の手番に1体、動物を自分の店舗に呼び込む事が出来ます。
この時呼べるのは、動物を呼び込みたい店舗の前方の4マスにいる動物のみになります。
前方4マスであれば好きなマスから呼び込むことができます。

呼んできた動物は店舗カードの客用椅子アイコンの上に置きます。客用椅子アイコンの数だけ動物を呼び込むことが出来ます。
客用椅子がない店舗には動物を配置することは出来ません。客用椅子がない店舗の効果は、その店舗を建設したときや指定されたフェイズ・アクション時に発動します。

すべてのプレイヤーがパスをするまで、この手順を繰り返します。
各プレイヤーはまだ客コマを呼び込める状態でも、パスすることが出来ます。パスしたプレイヤーは次のフェイズ開始まで手番を飛ばされます。
一番最初にパスしたプレイヤーはスタートプレイヤーマーカーを受け取ってください。次のフェイズから、このスタートプレイヤーマーカーを持っているプレイヤーがスタートプレイヤーになります。

※動物はみんなで呼び合いになるので、すべての椅子が埋めれるとは限らないので気をつけて動物を呼びましょう。

フェイズ2:収入

各プレイヤーは自分の店舗から収入を得ます。プレイヤーは自分の手番が来たら、動物を置いている店舗の効果を任意で発動させることが出来ます。
動物が複数いる場合は、その分だけ効果が発動します。
店舗によっては、置かれた動物の数によって効果が変化するものもあります。

フェイズ3:売却

各プレイヤーは自分の店舗一つを売却することが出来ます。
売却する際には、店舗カード右下に記載された勝利点を得た後、売却した店舗カードを場に戻してください。
また配置していた客コマは広場ボードの好きなマスへ戻してください。店舗カードの一部と経営者の能力によっては、売却時に効果が発動するものがあります。

フェイズ4:従業員アクション

各プレイヤーは1手番に1アクション行うことが出来ます。
アクションを行う際は、1アクションにつきバックヤードにいる従業員コマ1体を使用します。
そのため各プレイヤーは、このフェイズ開始時にバックヤードにいる従業員コマの数だけアクションを行うことが出来ます。
使用した従業員コマは所定の場所または個人ボードの外へ置き、使用済みであることを明確にしてください。

全プレイヤーがパスするまでこの手順を繰り返します。
パスしたプレイヤーは次のフェイズ開始まで手番を飛ばされます。
パスする際には従業員コマはしようしません。

行えるアクションは以下の7種類です。

・建築
・改築
・他店舗の入店
・広告
・公共建築物の建築
・公共建築物の移動または撤去
・1コインもしくは1木材を得る

建設

必要なコストを支払い、場にある店舗カード1枚を取り個人ボードの好きな区画置くことが出来ます。
この時使用した従業員コマは個人ボードの外へ置いてください。

基本店舗は建設に4コインが、特殊店舗は3コインと1木材が必要です。
これらの必要コストは個人ボードの区画に記載されています。

自分の店舗が建っている区画数が2区画、3区画、4区画、と増えるごとに、従業員コアを1体ずつ雇うことが出来ます。
雇った従業員コマは次のラウンドから使用できます。
雇った従業員コマは次のラウンドから使用可能になるので、新たに雇った従業員コマは個人ボードの外においてください。

一度雇った従業員コマは、売却によって店舗数が変化しても減少はしません。

一人のプレイヤーの区画に同じ店舗カードを2枚配置することは出来ません。そのため任意の基本店舗を改築して上級店舗にしても、上級店舗になる前の元の店舗と同じ種類の基本をもう一つ建設することは出来ません。
店舗を売却後、改めて同じ店舗を建設することは出来ます。

改築

すでに自分の区画へ建設されている基本店舗の左下に記載されたコスト(建築コスト)を支払うことで、その店舗カードを裏返し上級店舗に改築することが出来ます。
この時使用した従業員コマは個人ボードの外へ置いてください。
改築前の段階で置かれている動物や他のプレイヤーの従業員コマは、改築し裏返した後もそのカードの各席の上へ置いたままにしてください。

また基本店舗を建設する際、必要コストの4コインに加えその店舗カードの改築コストを支払うことで、建築と改築を1アクションで同時に行うことが出来ます。
この時「材木店」「大型材木店」の効果は合計したコストに適応します。

他店舗への入店

他プレイヤー店舗の従業員用椅子アイコンの上へ従業員コマを置くことで、記載された資源または勝利点を得ます。
この時、授業員コマを置いたプレイヤーと置かれたプレイヤーでは各々得られる資源・勝利点が異なります。

広告

必要なコストを支払うことで、広告カード上に従業員コマ1体を置くことが出来ます。1枚の広告カードにおける従業員コマは2体までです。
一人のプレイヤーが2手番を使い、2体置くことも可能です。
従業員コマがおける場所は上下2つの枠があり、1体目が置いた枠と同じ枠でないと2体目は置けません。
支払われたコストの合計が規定広告料に到達すると、広告を打つことが出来ます。広告を打つと、そのカード上に従業員コマを置いていたプレイヤーは規定の勝利点を得ます。最も多くの広告料を支払ったか、または同額であれば先に広告料を支払ったプレイヤーが広告カードを得ます。

広告カードが発動したら。山札から新たに広告カードを一枚めくり場においてください。
山札がなくなった場合、広告カードはそれ以上追加されません。発動された広告カード上にいた従業員コマは回収し個人ボードの外へ置いてください。
まだ打たれていない広告カード上のコマは、閉店フェイズ時にも戻されず次のターンへ持ち越します。

公共建築物の建築

公共建築物カードの左下に記載されたコストを支払うことで、広場ボードへの公共建築物を一つ配置することが出来ます。
この時使用した従業員コマは個人ボードの外へ置いてください。
公共建築物カードを配置したプレイヤーは、ただちにカード右下に記載された勝利点を得ます。公共建築物カードは広場ボード2マス分に配置します。
この時、カードを配置する際は以下のルールに従います

・カードがボードから飛び出したりカードが重なるように配置は出来ない。
・配置したマスの動物がいる場合はその下へカードを配置する。

公共建築物の種類

・英霊碑
配置したプレイヤーはただちに6勝利点を得ます。
このカード上の動物の数は変化しません。

・仮設ステージ
配置したプレイヤーはただちに3勝利点を得ます。
このカードにより動物は通常より1体ずつ増え、カードはいちごは1マスに付き2体の動物が配置されるようになります。

・工事現場
配置したプレイヤーはただちに 3勝利点を得ます。
このカード上には動物を配置できなくなります。
もともといた客コマは広場ボードから除外されボード外へ置かれます。

公共建築物の移動または撤去

3木材を支払うことで広場ボード上に配置された建築物を一つ移動、または撤去することが出来ます。
移動・撤去と主に公共建築物の配置ルールに従います。この時使用した従業員コマは個人ボードの外へ置いてください。

・移動の場合
広場ボードの配置可能な好きな場所へ移動させます。

・撤去の場合
広場ボードから場に公共建築物カードを戻してください。

公共建築物カードが移動または撤去された場合、もともと配置されていたマスの効果は失われます。

コインまたは木材の獲得

コインもしくは木材を一つ得ることが出来ます。この時使用した従業員コマは個人ボードの外へ置いてください。

フェイズ5:閉店

店舗に配置された動物は広場に戻し、各プレイヤーが使用した従業員コマとそのラウンド新たも雇った従業員コマは個人ボードのバックヤードへと戻します。
この時、まだ発動していない広告カード上の従業員コマは戻さずそのまま次のラウンドへと持ち越します。
動物を広場に戻す際は配置されている公共建築物の効果を適用してください。その後ラウンドマーカーを右に一つずらしてください。

これで1ラウンドが終了になります。
これを5ラウンド繰り返したらゲームが終了になり得点計算に移ります。

得点計算

ゲーム終了時に、自分の区画に建っている店舗の勝利点と、達成している「ゲーム終了時に公開」の目標カードを公開し勝利点を獲得します。
最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。同点の場合、同点の人全員勝利となります。

目標カード

プレイヤーはゲーム準備時に小目標カード1枚と大目標カード3枚を受け取ります。
目標カードの条件を達成し、カードを公開することで記載された勝利点を得ることが出来ます。
この時、大目標カードはゲームを通して3枚のうち2枚までしか得点化することが出来ません。
そのため大目標カード3枚とも達成条件を満たした場合、そのうち2枚をプレイヤー自身で選び得点化することになります。
目標カードには「達成時に公開」と「ゲーム終了時に公開」の2種類があります。

・達成時に公開
目標カードに書かれた条件を満たした時点でカードを公開し記載された勝利点を得ます。

・ゲーム終了時に公開
ゲーム終了時に条件を満たしていた場合カードを公開し、記載された勝利点を得ます。

2人プレイ・3人プレイでの変更点

・2人プレイ

「老舗小料理屋」「大目標カード1」を除外します。

2人プレイでは広場ボードを半分に折りたたみ使用します。お互い長辺に個人ボードが接するように置いてください。
そのため集客フェイズでは、前方2マスの動物を呼んでくることになります。

・3人プレイ

3人プレイでは、広場ボードの斜め4マスに使用していないプレイヤーカラーの従業員コマを置いてください。
従業員コマが置かれたマスは、ゲーム中ボード外として扱います。
そのため動物コマは置かれず、公共建築物カードを配置することが出来ません。
集客フェイズでは従業員コマが置かれたマスを除く、前方3マスカラ動物を呼んでくることが出来ます。

感想まとめ

とにかく動物たちが可愛くていっぱいお店に来て欲しくなっちゃうゲームです!

ゲーム中にどの動物を呼ぶかどこに建物を建てるかはしっかりと他のプレイヤーの建物状況などを見てプレイすると点数が伸びたり相手を邪魔することができるので迷ったときは相手のボードを見てみるのもありかもしれませんね。

タイトルとURLをコピーしました